NETD0.02℃以下、本装置は、非冷却型でありながら、冷却型装置に匹敵する温度分解能を実現した最先端の超高感度サーモグラフィーです。生産、開発、分析、検査、研究など、すべての温度計測、熱分布解析、パターン・特徴抽出に用られます。わずかな変化抽出、細かい安定性確認と制御、細かな温度計測のための非冷却型最高感度のモデルです。
　今や多くの生産活動、研究開発、検査分析が精細で緻密なプロセスを経ています。温度や熱は重要なパラメータであり、わずかな温度変化を検出することで多くの情報を得ることができます。これまで可視化できなかった皮膚温度の画像パターン、僅かな温度変化の検出、高いS/Nによる検出力が期待される最新機種です。

　サーマルヴュ―X用カメラXEA0640は最新の検出器、信号処理を用いることにより、非冷却型最高レベルの温度分解能を実現しています。NETD0.02℃以下と冷却型並みの分解力を有しています。
昨今産業・研究全般で画像研究が進み、より細かな変化、細かなパターンの検出を試みています。一方で市販のサーモグラフィでは平均的な値しか取得できず、パターンの抽出には冷却型カメラ並みの高感度を必要とすることもありました。冷却型カメラは最高の性能を持ちますが、1000万円から1億円を超えるコストが必要です。本装置は冷却型の感度を持つ非冷却型最高の機種です。

　XDTR64-XEA0640は30万画素を超える高精細画像で高い空間分解能を実現できます。表面上に現れた細かな温度パターンを忠実に再現することができ、これまでにない視認性を実現しています。その後の統計処理にも有用です。
　広角レンズで夜間街並みの映像で、建築物のわずかな温度差を画像化しながら、赤外線放射のほとんどない夜空も映像化できており、さらに電柱の分電盤の発熱を捉えています。産業、研究、検査、分析、開発等様々な用途が想定されます

　XDTR64-XEA0640は非冷却型、640x480画素で50Hzという高い時間分解能を実現した高いフレームレートのサーモグラフィです。
　高解像度で高いフレームレートのカメラから得られるデータは必然的に情報量が大きく、統計的な検出可能性も高まります。瞬時の変化を生じる現象をとらえることも可能になります。

　昨今産業・研究全般で画像研究が進み、より細かな変化、細かなパターンの検出を試みています。一方で市販のサーモグラフィでは平均的な値しか取得できず、パターンの抽出には冷却型並みの好感度を必要とすることもありました。
　XHR64-XEA0640は冷却型並みの温度分解能で、温度変化や画像としてのパターン抽出までより高精細に取得が可能です。既存のサーモグラフィとは異なる新しい研究、検出精度の実現可能性が高まります。

　被写体に対して威圧感のない小型設計。設置も用意です。
　温度ドリフトにつながる内部発熱を抑えるための放熱機構はXA0350/0650系同様の優れた放熱性をもち、かつ小型設計を維持しています。

　サーマルヴューX搭載のソフトウェア機能を用いてオフセットや均一性補正が可能です。
　内部処理によりドリフト補正も合わせ、適切な基準を用いた計測が可能です。

　DTRシリーズではサーマルヴューX DLLを用いて基本機能を利用することができます。全画素の温度情報を直接ユーザーが作成したアプリケーションで受け取ることで様々なご自身の解析が可能です。
　C++/C#に対応し、LabView等サードパーティー製ソフトウェアとの連携開発もできます。