コンセプト|サーマルヴューX DLLAPI3



 サーマルヴューX DLLAPI3は統合ソフトウェア「サーマルヴューX App」の温度補正機能をもちいることができるアプリケーションインターフェースです。
 放射率補正、反射温度補正、放射率マッピング補正、居率補正用輝度マッピング補正、ノイズ・不均一性補正のCapNUCといった多様なサーマルヴューX独自の補正を用いることができます。

放射率、背景温度変更

 サーマルヴューXでは全画素の放射率・背景温度の変更だけでなく、描画したポイント・ライン・エリア上の放射率・背景温度を変更することもできます。
 値を変更し、ボタンクリックするだけで、簡単に該当箇所の温度が再計算され、リアルタイム表示であれば、そのまま結果が反映されます。

放射率マッピング補正

 画面の中心4x4画素の温度を基準にして放射率、反射による背景温度の影響を各画素ごとに放射率を推定して補正を行います。
 黒体放射S_(bb(x,y))は温度の4乗に比例し、放射率をe_(x,y)とした場合その輝度S_(m(x,y))はS_(m(x,y))=e_(x,y) S_(bb(x,y)) + (1-e_(x,y)) S_aとして得られ、S_mが全て均一とみなして放射率を逆算した分布を放射率マップとして取得します。

放射率マップ取得


曲率輝度補正(輝度マッピング補正)

 測定対象が球面などで放射が一様でなく減衰していると考えられる場合、画面の中心4x4画素の温度を基準にして輝度の補正を行います。輝度補正の分布は輝度補正マップとして取得されます。
 正しい輝度S_refに対して減衰した輝度S_mの割合R_(x,y)として得られます。形状等による減衰の補正を前提としているため、S_m>S_ref は想定していません。

輝度マップ取得


CapNUC

 レンズ外部の参照面による均一性補正ができます。
 ユーザーで行うことができるワンポイント非均一性補正機能です。起動時の較正環境との違いからくる不均一性や映り込みなどを不定形ノイズを除外することができます。